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【 ジム ニュース 】
2021.05.12
外で過ごすのに気持ちの良い季節になってきました。
5〜6月のアウトドア講習 "ルートクライミング" 参加者募集中です!
詳細、お申し込みは下記ブログからご確認願います。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://www.edgeandsofa.jp/blog/2021/04/post-134.php
さて、今回は「アウトドア講習ではどのようなことをするのか?」ということを紹介します。
まずはもちろん登ります!トップロープをセットし可能な限り安全な状況でまずはレッツ!クライムです。
「一度体験してみたい」という方はこれだけでも十分満足いただけると思います。
しかし講習に参加してくださる方のほとんどは、いずれは自分たちだけで外岩に行けるような自立したクライマーを目指している方だと思います。
当然アウトドアでのクライミングにはインドアにはないリスクが存在します。
講習ではアウトドアアクティビティとしてのクライミングの楽しさを理解してもらうと同時に、それらのリスクをコントロールするために必要な知識や技術を解説していきます。
具体的には、
●セルフビレイの取り方
●クイックドローのセット(カラビナの向き、長さの調整)
●クイックドローの回収(特にトラバースやオーバーハング)
●終了点の使い方
●終了点でのロープの結び替え
●プリクリップ
●懸垂下降
●危険箇所(古い支点、ランナウト、岩が脆い、濡れている等)の把握
●アンカーの構築
などです。
とても1日では説明しきれる内容ではありませんので、各回テーマを絞って説明していきます。
「えっ、こんなに覚えなきゃいけないの?」と思う方もいらっしゃると思います。
そうなんです。外岩を安全に楽しむのは大変なことなんです。
どの項目も必須です。
一つ一つしっかりとマスターして下さい。
安全にリードできると判断できれば、受講生にもリードしてもらいます。
何事も快適過ぎたり、過剰なまでの「安全」という枠の中でのみ過ごす毎日は退屈なはずです。
「クライミング=冒険」という本質は「クライミング=スポーツ」として認知されることが多くなった昨今でも変わる事はありません。
しっかりと技術を身につけて、それぞれの挑戦を楽しみましょう!!
次に『佐久志賀の岩場』のルートをご紹介。
こちらの岩場は、高さ15〜20m前後で垂直の壁が連なります。
傾斜に対して手足のホールドが大きめで人工壁に近いクライミングなので、普段はジムでガンガン登っているけど外岩経験は少な目、という方が岩慣れするには最適な岩場です。
「ふな」5.9 やさしめの定番。まずはこのあたりから。
5.10代の見栄えのするルートが多いのが特徴です。どのルートもそそられます。
「ひつじ」5.10c 気の抜けない前半から核心のハング越え。そして最後は高度感満点の岩のてっぺんにトップアウト。盛りだくさんのグッドルート。
イレブン入門は立体的な前傾壁の「登竜門」5.11a。まずはこの辺が目標になると思います。イレブンが安定して登れるようになれば、少し余裕を持って楽しめるようになります。
講習でやることは無いと思いますが、、
その他の難しめルートもちょっと紹介。
「スペース・ロマン」5.11c 出だしのボルダーから上部はパンプとの戦い。総合力を試される佐久志賀を代表する1本。
「スーパークリップ」5.12b 見栄えのする綺麗なカンテライン。下部が脆いのでビレイヤー共々要注意。
様々なレベルのクライマーが楽しめる『佐久志賀』。
5/30の講習も絶賛募集中ですのでぜひご検討下さい♪